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(財)茨城県開発公社

日野自動車と59億7000万円で締結/古河市名崎の約66ha

2010/12/23 日本工業経済新聞(茨城版)

 古河市名崎地区の産業用地約66haについて、県開発公社は県を立会人に、きょう、日野自動車㈱と譲渡契約を59億7000万円で締結したと発表した。今後、日野自動車㈱の計画に沿って造成工事を行い、引き渡す方針。なお、新工場の建設時期、生産品目、規模などについては、決定次第同社から発表されるという。

 場所は、古河市名崎4112-1外で、正確な敷地面積は65万9523・56㎡。

 用地選定理由について、日野自動車㈱は「架装メーカー、主な部品メーカーが関東圏に多いこと、部品調達において交通アクセスが良いこと、人員が確保しやすいことなど、工場建設予定地として総合的な判断から条件に合致した」としている。

 現在までに、造成の実施設計を㈱開発計画研究所(水戸市)が策定したほか、排水路工事、道路付替工事、調整池からの排水管工事などを着工。

 日野自動車の古河進出にあっては、橋本昌知事が6月の県議会で森田悦男議員(自民)の一般質問に対し、「まだ稼動時期は決まっていないとのことだが、そう遠くない時期に工場の着工が決定されるのでは」と期待感を示している。


【写真=予定地】

日野自動車新工場010735.jpg

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