国土交通省は、18日付けの人事異動の内容を明らかにした。それによると、技監の甲村謙友氏、金井道夫道路局長、国土地理院の小牧和雄院長、櫻井邦雄気象庁長官が辞任し、それぞれのポストには、佐藤直良氏（河川局長）、菊川滋氏（関東地方整備局長）、岡本博氏（九州地方整備局長）、羽鳥光彦氏（気象庁予報部長）が就く。佐藤氏は、１９７７年に入省し、河川局関連部署を多く歴任、03年には水資源機構経営企画部長も務めた。09年７月に中部地方整備局長、10年７月から河川局長に就任していた。

　佐藤氏の後任の河川局長は関克己北海道局長が、北海道局長には東北地方整備局長の青山俊行氏、青山氏のポストには道路局企画課長の徳山日出男氏が就く。菊川局長の後には大臣官房技術審議官の下保修氏が、その後任には道路局国道・防災課長の深澤淳志氏が就任する。九州地方整備局長のポストには河川局河川環境課長の中嶋章雅氏が就く。

　そのほかでは、関東地方整備局の道路部長の縄田正氏が道路局高速道路課長として異動し、同ポストには中国地方整備局道路部長の石川雄一氏が就任する。また、群馬県県土整備部長の川瀧弘之氏が東北地方整備局へ異動する。