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茨城県牛久市

1期分を道路工事後供用へ/6号接続部も設計に着手/市道23号線

2011/01/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 牛久市道路建設課は、市道23号線(都市計画道路城中田宮線)整備事業で、第1期事業として牛久大橋から北側延長330mの整備を進めている。現在は雨水管渠布設工事を実施中で、来年度には同エリアの道路工事を行い、同年度内の供用開始を目指す。また国道6号バイパス接続部の設計にも日本データサービス㈱東京事務所(東京都港区)で着手した。

 

 市道23号線(城中田宮線)は、城中町から田宮町までの総延長2560m、幅員22m。北は県道46号(野田牛久線)、南は国道6号牛久土浦バイパスに接続する計画。

 2000年度から事業に着手し、南側の約260m(牛久土浦バイパスへの接続部)を残して、牛久大橋までの北側1110mを06年に整備した。

 その後、牛久大橋からさらに北側の延伸約1100mに本格着手。このうち牛久大橋から青果市場付近までの330mを1期工事とし、まちづくり交付金を活用し整備する。

 昨年8月から年末にかけて、同区間の路体盛土工事(延長277・95m)を㈱塚原建設(牛久市柏田町)で実施したほか、現在は大昭建設・喜久屋工務店JVで雨水管の布設工事を進めている。

 また同区間における取付道路の測量設計を日本データサービス㈱東京事務所で進めている。

 市は雨水管布設工事が終了後、順次道路工事を実施し、1期分の延長330mを来年度内に供用したい考え。

 このほか、同路線南側に位置する国道6号牛久土浦バイパスへの接続部(延長260m)は、日本データサービス㈱で詳細設計の策定を進めており、策定が完了後、用地買収などを進めていきたい考え。

 1期分からさらに北側については、事業実施に向け関係機関と協議を進めている。


【図=市道23号線整備計画図】


市道23号線(城中田宮線)の整備状況010934.jpg

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