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飛島建設/7月、本社を川崎に移転/早期退職者380人募集も/海外工事は拡大

2011/03/25 本社配信

 飛島建設㈱(東京都千代田区、篠部正博社長)は「中期3ヵ年計画」(2011~2013年度)を策定した。4月から実施するもので、今年7月に本社社屋を神奈川県川崎市へ移転することや、380人程度の早期退職者募集を位置付けている(退職予定日5月31日)。

 海外事業については、現行でブルネイとパキスタンに限定しているものの、インドネシアや東チモールといった周辺国へ拡大する考え。ODA案件を中心に展開する方針だ。

 今年5月から、組織体制も抜本的に変更する。現行では土木事業本部と建築事業本部があり、その下に各支社などが位置付けられている。新体制では両本部を統合し、重層組織の解消を図る。海外部門は国際支店を設け、一元化する。

 また同計画では、土木分野における「大都市圏への経営資源集中」「総合評価対応の強化」などを盛り込んだ。

 さらに新たな取り組みとして、「都市インフラ・防災関連のコンサルティング事業」「環境関連のソリューション事業」などを掲げている。

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