松本市建設事業協同組合(村瀬直美理事長)らが進めている中山のんびりの里づくり推進協議会(組合のほか中山地区、松本大学、松本市で構成)は、連休中の5月3日から8日までの6日間、中山地区大久保山西側の菜の花畑を無料開放して『菜の花まつり』を開催した。期間中は天候に恵まれたことから約1600人が訪れ、黄色の菜の花畑と眼下に見える松本平や北アルプスの風景を写真に撮ったり、足湯に浸りながら眺めたりするなどして、春のひと時を満喫していた。
期間中に園内では、昨年収穫した菜種で搾油した「菜の花の油」や中山産の手打ちそば、山菜おこわやつき立ての餅などが販売されたほか、東日本大震災の被災地で活躍したプロパンガス容器を改良した薪式の移動式ボイラーによる足湯、農機具の展示・販売、フリーマーケットなども行われた。