㈱クワバラ・パンぷキン(本社・さいたま市中央区本町西4-11-10、桑原一男社長)は、福島第一原発の事故で、旧県立騎西高校(加須市)に避難している福島県双葉町の町民へ、洗濯機10台を寄贈した(今月19日)。
解体工事を主体としている同社は、加須市(旧騎西町)において、木くずなどの一般・産業廃棄物処理業を営んでいることから、地元企業として市内に避難している双葉町の町民に対して、「何かできることはないか」と考えていた。
その結果、真夏に向かい洗濯回数が増えることが予測されるため、加須市を通して洗濯機の寄付を申し入れたところ、双葉町の井戸川克隆町長は快く受け入れ、「地元の皆様や埼玉県の方々には、大変お世話になり、心から感謝を申し上げます」とお礼を述べた。
桑原社長は、「当社は梨園を持っているので、8月には同町の子どもたちに〝梨狩り〟をしてもらう予定です。今後も、地元企業として、できることがあれば、応援していきたいと思います」と語っていた。
【写真=左から桑原社長、井戸川双葉町長、桑原部長、木本工場長】