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五洋建設 中期経営計画/コア事業集積へ/ゼネコンモデルから転換

2011/05/24 本社配信

 五洋建設は「中期経営計画(2011~2013年度)」を策定した。目指す企業像に「臨海部ナンバーワン企業」を掲げ、更なる選択と集中による、ゼネコンモデルからコア事業集積モデルへの転換を明記している。

 また中期計画と同時に、コーポレートメッセージとして「その先の向こうへ」を打ち出した。明日を見つめるだけではなく、さらにその先の向こうを見据えて企業価値を高め、発展する姿勢を示している。

 同社の基本経営方針は①事業量の維持②競争力の構築③業務品質のさらなる向上④新規分野への進出と設備投資⑤経営基盤の強化―としている。

 海外展開はシンガポールと香港の2本柱が堅調。このほか、ベトナムとインドネシアへの拡大を見据えている。

 4月には新たな組織として「ワールドオペレーションセンター」を立ち上げた。シンガポール、香港、ベトナムといった国別ではなく、各国横断的に、工種別で、入札から施工までを管理する。

 さらに「2020事業室」を設置。約10年後を見据え、新規事業の調査・研究を行っていく。現行ではPPP・PFIや、波力発電などが考えられている。

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