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茨城県土浦市

日本総合計画研究所で実施設計/東側エリアに野球場を整備へ/新治総合運動公園

2011/08/13 日本工業経済新聞(茨城版)

 土浦市公園街路課は、市総合運動公園基本計画に基づき、新治総合運動公園整備事業に本年度から本格着手する。今月5日には実施設計にかかわる入札を執行し、㈱日本総合計画研究所(東京都千代田区)が1500万円で落札。年度内に策定を完了し、順調に進めば来年度から工事に着手したい考え。

 

 市は第7次市総合計画の見直し方針を受けて常名運動公園整備事業基本計画の見直しに着手。市全体における運動施設の配置や連携、効率的な施設運営などの観点から、常名だけでなく、川口と新治を含めた3つの運動公園について基本計画を見直し、昨年度に「市総合運動公園基本計画」を策定。常名・川口・新治の3公園において、それぞれの機能や整備計画を示した。

 市はこの計画に盛り込んだ3公園のうち、新治総合運動公園整備事業に先行して着手する。

 新治総合運動公園は、1998年に基本設計を策定。敷地西側エリアは、少年野球場やサッカーに利用する1万6000㎡の多目的広場、少年サッカーやグラウンドゴルフ・ゲートボールに利用する9000㎡の多目的広場、テニスコート4面など、体育館を除いて施設整備は完了している。

 今回は、未整備部分の東側に野球場1面(少年野球場3面)を新設するほか、108台分(普通車103台、障害者用5台)の駐車場を整備し、総数を224台分とする計画。

 これから、㈱日本総合計画研究所で実施設計の策定に着手。年度内にまとめ、来年度から工事に着手したい考え。

 合併特例債事業のため、2015年度末までの事業完了を目指す。


【図=新治総合運動公園整備計画】


新治運動公園011896.jpg

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