【さいたま市】 エヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ㈱(さいたま市大宮区高鼻町1-20-1、電話048-658-5511、鈴木茂代表取締役)は、さいたま市西区高木地内に、S造3階建ての「大宮アルディージャ新クラブハウス」の建設を計画している。設計・施工は、パナホーム㈱埼玉支社(さいたま市北区宮原町2-14)が一括受注。予定工期は、2012年1月10日~9月30日で、10月に開所する計画。
建設予定地は、都市再生機構(UR)が造成工事を進めている、大宮西部特定土地区画整理事業地内の30街区2画地で、敷地面積が1920㎡。ここは、滝沼川の右岸沿いにある高木第二最終処分場用地で、市がURから取得後、無償で借り受け、大宮アルディージャが維持管理していくことになっている。
新築規模は、建築面積927・18㎡、延べ床面積2190・419㎡、高さ14・91mの計画で、事務所や物販店などを配置する。交通アクセスは、敷地南側に都市計画道路宮原指扇線が整備される。
大宮アルディージャ練習場は、現在、志木市にあるクラブハウス(旧NTT独身寮を改築)の老朽化が進んでいることや、NTT埼玉総合グラウンドが河川敷にあり、河川の氾濫で練習場が水没し、数カ月間使用できなくなることもあるため、移転整備することにしたもので、チームやサポーターの念願だった。
西区高木に整備する練習場内(約2万3600㎡)には、メーンコート(117×80m)、サブコート(60×74m)、ファン広場などが計画されているほか、新クラブハウス東側の水処理施設建替用地(約1000㎡)を、ファン広場として暫定利用する予定。
新クラブハウスの事業計画に関する連絡先は、パナホーム㈱東部設計センター埼玉一級建築士事務所(電話048-651-7367)の久田さんで、工事に関する連絡先が同社埼玉支社(電話048-651-5620)の清水さん。
【写真=高木第二最終処分場用地を市から借用】