25日開いた県選定委員会(建設工事の審議対象は5億円以上)で、国道403号・飯山市中央橋架け替えの上部工の提案が審査、了承された。工事は3工区に分割し、一抜け方式で落札者を決める。入札方式は技術提案Ⅱ型総合評価落札方式かつ下請け要件付。公告予定時期は9月下旬で、契約議案は来年2月定例県議会に提出する。
参加条件は、土木913点以上で、1996年度以降に「PCエクストラドーズド橋」「PC斜張橋」「片持ち張出し架設工法により架設したPC箱桁橋」のいずれかの橋梁上部工実績を有すること。所在地要件は設けず、県内下請け比率も定めない。
新橋は既存橋の上流側に架設。延長365m、幅員6.5(15.5)mで、形式はPC4径間連続エクストラドーズド箱桁ラーメン橋。詳細設計はエイト日本技術開発長野営業所(長野市)。
各工区の施工延長は、落札決定順に中央橋架替(3)123.5m、同(4)121m、同(5)120.5m。工期は2014年10月末(950日間)で、14年度内の供用開始を目指す。
なお、価格以外の評価配点は9月中旬の総合評価事業審査会で決める。