安曇野市建設業組合（赤羽芳人組合長、組合員42社）は26日、2011年度の通常総会を開催し、新年度の事業計画や予算、組合費などを決めるとともに、任期満了に伴う役員改選を行い、新組合長に佐原良彦氏を選出、満場一致で承認した。

　組合長に就任した佐原氏（写真）は「業界の情勢は厳しい状況だが、皆様方の協力を得て運営に当たっていきたい」と決意を語り、より一層の協力を求めていた。また退任した赤羽氏は、在任中に明科地区での組合加入が実ったことに感謝するとともに「厳しい冬の時代とも言える時。こういう時こそ、新役員のもとで組合員一同が力を合わせ活動をしていってほしい」とあいさつしていた。

　議事では、新年度から本格的に活動をする公共工事安全協議会を年２回開催するなどの事業計画や、組合員の受注実績が年々減少するのを反映し収入減を見越した新年度予算案、組合費徴収議案などが原案通りに承認された。

　新役員は次の通り。（敬称略・新は新任））

　◇組合長＝佐原良彦（新・佐原建設）◇副組合長＝降幡真（山共建設）、小林昇（イトウ）、山﨑素史（山﨑建設）、高橋秀雄（新・武井建設）◇理事＝小林重徳（寿建設）、横澤昌幸（日東建設）、二木弘（ニッコウ）、大澤宏純（新・ワークメイト）◇監事＝関洋一（㈱関組）、酒井義人（新・武井組）◇顧問＝等々力強（武井組）、小林健介（振興建設）、赤羽芳人（赤羽組）