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群馬県前橋市

市立高にサッカー場/市長 校長らが完成祝う/前橋市

2012/02/07 群馬建設新聞


前橋市は4日、前橋市立前橋高等学校のサッカーグラウンド完成式を盛大に開催した。当日は、前橋市の高木政夫市長はじめ、教育委員会から奈良教子委員長職務代行者、来賓に前橋市議会から細野勝昭議長など多くの参列者の中、テープカットや始球式、記念試合が行われた。

あいさつに立った高木市長は「平成9年の学校移転とともに天然芝として整備をしたグラウンドも長年の利用で芝の損傷が進み再整備が必要となっていた。待ち望まれた中での人工芝化のグラウンドと全天候型の陸上走路を3レーン整備した。生徒の方々には真新しいグラウンドを大いに活用いただき文武両道を成し遂げながら夢や目標に向かって飛躍することを期待する」と話し、続いて前橋市教育委員会の丸山和貴委員長の代理で奈良教子職務代行者は「教育環境の整ったグラウンドの完成を迎え、授業や部活動が行われることは生徒の夢や可能性を広げることであり、末永く利用されることを願っている」と期待を込めた。

来賓祝辞や出席者紹介、メッセージが披露されたのちにはグラウンドの完成を祝してテープカットが行われ、前橋高等学校の奈良友彦校長から「期待に応えられるよう学校活動や地域活動の拠点として活用していく」祝辞が述べられた。

その後高木市長による始球式が行われ、前橋高等学校と高崎経済大学付属高等学校との記念試合が行われ生徒らは新しいグラウンドの感触を確認しながら試合に臨んでいた。

新しい人工芝グラウンドは天然芝の感覚に近い芝丈60㎜のロングパイルでしなやかさと芯入り形状による復元性能を有し、隙間にはゴムチップと特殊硅砂を充填し快適なクッション性が得られるJFA公認、FIFAツースター推奨の認定を受けている人工芝となる。施工は宮下工業が担当し同社はサッカーゴールとコーナーフラッグを寄贈している。


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