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茨城県土木部

3河川の整備進ちょく/相野谷川はJR橋架替へ

2012/03/17 日本工業経済新聞(茨城版)

 県土木部は、取手市内を流れる相野谷川、北浦川、西浦川の整備進ちょくを示し、そのうち相野谷川についてJR常磐線橋梁の架け替え工事に新年度から着手する考えを示した。定例県議会の一般質問(8日)で、川口政弥氏(自民県政)に後藤和正土木部長が答えた。

 3河川のうち、まず相野谷川は、利根川との合流点から県道常総取手線八丁橋まで約5・4㎞区間を整備しており、これまで下流からJR常磐線橋梁まで約2・1㎞の整備が完了。

 また常磐線橋梁の架け替えは、このほど橋梁の構造や施工方法等についてJR東日本水戸支社と協議が整ったことから、新年度から工事に着手するという。工事の完成は2015年度を目指す。

 さらに常磐線橋梁から八丁橋まで約3・3㎞は、用地取得が概ね完了しており、改築計画の9橋梁も既に4橋が完成。引き続き、国道6号橋梁など構造物の整備に取り組んでいく。

 北浦川は、小貝川との合流点から国道6号藤代バイパス上流までの約5㎞区間を整備しており、これまで下流から取手市道相橋まで約4・2㎞の整備が完了。

 残る約800mのうち、相橋から常磐線橋梁まで400mは、用地取得が既に約8割となっていることから、早期に着工できるよう、引き続き用地買収を進める方針。

 さらに西浦川は、北浦川との合流点から国道6号の上流までの約4・4㎞区間を整備しており、これまで下流から取手市道西浦川橋まで約2・4㎞の整備が完了している。残る2㎞区間は、北浦川本川の整備の状況を見ながら、今後用地取得に取り組むという。



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