久喜市と宮代町で構成する久喜地区消防組合(管理者=田中暄二久喜市長)の2012年度予算が決定した。予算総額は、前年度比4%減の28億6804万円余となっている。
主な建設事業として防火水槽3基の撤去に、設計費37万円余、工事費1354万円余を計上している。防火水槽3基はいずれも40立法mで、久喜市太田袋の圏央道上、久喜市伊坂1丁目の区画整理地内、久喜市東3丁目の民地に位置し、うち太田袋に関してはすでに代替として1基新設されている。
また、東分署(久喜市吉羽2-30-2)の防水工事など、本部・消防署庁舎の改修工事に491万円余、鷲宮分署(久喜市西大輪2111-6)の庁舎敷地改修工事に167万円余が盛り込まれた。
ほかには、本部の非常用発電設備設置工事費1695万円余。これら工事の設計に、126万円を計上した。