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神奈川県川崎市

県職員宿舎整備事業/アセス準備書

2012/04/14 日本工業経済新聞(神奈川版)

 川崎市はこのほど、三菱倉庫㈱(東京都中央区)が中原区で計画を立てている神奈川県警察職員宿舎整備運営事業(下小田中地区)に伴う周辺環境への影響を調べ予測し、対応策を示す。条例による環境影響評価(アセス)準備書の縦覧手続きを開始した。

 計画では、中原区下小田中五丁目の面積一三、七八五平方㍍の土地に延床面積一五、四一四平方㍍、独身寮、世帯寮、合わせて二六〇戸の住宅を建てるもので、県がPFI事業として三菱倉庫などからなるグループに委ねた。九月着工、二十五年八月の完成予定となっている。

 準備書では、工事中や供用後に周辺環境に与える大気質、騒音、振動、日照阻害、テレビの受信障害などについて触れ、保全措置や環境配慮について示している。

 準備書は、市役所や中原区役所、市ホームページなどで見ることができる。





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