月島機械(本社・東京都中央区佃2-17-15、社長・山田和彦氏)は、沖縄県竹富町波照間島における黒糖製造施設の更新に伴う機械器具設置工事を同町(町長・川満栄長氏)より受注したことを公表した。
新たに建設する施設は、島内で収穫されたサトウキビを原料として黒糖を製造し、製品の箱詰め・袋詰めまで行う一貫した製造工場。昭和37年に建設された既存の黒糖工場が更新時期に来ていることから、既設工場の隣接地に新たな施設を造る。
同社の製糖技術は現在のコア技術のルーツであり、製糖産業黎明期の明治・大正時代から携わってきており、その豊富な実績と経験が今回の受注につながった。受注額は約14億円。来年12月から稼働を予定。「最新の技術と設備を提供することで、沖縄における糖業の発展に貢献してまいります」(同社)とコメントを寄せている。