12月補正を受け県中北建設事務所が計画する道路整備の概要が分かった。歩道設置など通学路関連の整備がメイン。現在開かれている県議会で予算承認後、早期発注を目指す。1月中に大半の工事が公告される見通し。
予定するのは、▽甲府市山宮町地内、県道甲府昇仙峡線の歩道設置及び電線共同溝(片側)L150m▽甲斐市牛句地内、県道敷島竜王線の歩道設置及び電線共同溝L150m(両側延べL300m、金石橋付近)▽甲府市古関町、国道358号「阿難橋」の耐震補強▽県道中下条甲府線「金竹こ線橋」の耐震補強▽甲府市梯町地内、国道358号の落石防護柵設置L100m▽甲府市青葉町地内、県道甲府笛吹線などの区画線整備-など。
このうち中下条甲府線「金竹こせん橋」の耐震補強については、JRに委託して行う。現場は東海大甲府高近く。設計はトーニチコンサルタントが担当する。
区画線整備は交差点付近の路面に色をつけるなどの工事を計画。甲府笛吹線以外の箇所については今後検討するが、全箇所合計で4㎞程度を整備する予定だ。
県県土整備部では、道路関係の整備費として本補正に総額17億円余りを計上している。