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群馬県県土整備部

県県土整備部の人事予想、倉嶋課長留任か?

2013/03/07 群馬建設新聞


3月に入り、本紙恒例の県県土整備部人事予想の時期がやってきた。本年度末での退職予定者が7人とここ数年に比べて少ないのが特徴。加えて、安中土木事務所の髙橋実次長が1年前倒しで退職する予定のため、実質は8人退職することとなる。今回の人事のポイントは建設政策室長から通算して丸3年を迎える倉嶋敬明建設企画課長の動向。本紙では大型補正予算の執行などを指揮する最重要ポストであることから倉嶋課長の手腕が必要不可欠と判断、留任と予想した。また、入札契約制度を所管する近藤久雄契約検査課長の後任にも注目したいところ。ここには次長経験を有する館林土木事務所の島田和也所長を充てたい。一方、建築住宅行政のトップである松根良光建築住宅課長の後任には、佐藤義則住宅政策室長が濃厚だ。

本紙独自調査により、本年度末の退職予定者は◇契約検査課の近藤久雄課長◇建築住宅課の松根良光課長◇桐生土木事務所の青葉祐治所長◇高崎土木事務所の野積尚副所長◇太田土木事務所の山田守二副所長◇中之条土木事務所の清水博己次長◇沼田土木事務所水上事業所の加藤辰雄所長-のほか、安中土木事務所の髙橋実次長も1年前倒しで退職するという。

まず、県土整備部の組織上生え抜きトップである福田和明技監だが、退職する総務部の榛沢保男危機管理監の後任という線もあるが、厳しいようだ。危機管理監といえば、副部長級から部長級に格上げされた年に道路整備課長だった坂尾博秋氏が就いた要職。後任に「県土整備部の技術系職員を」といった観点から福田技監、あるいは道路整備課の古橋勉課長を推す声もあったようす。

さらに、県民局長ポストも5県民局のうち、中部、吾妻、利根沼田の3県民局長が揃って退職予定。残るは西部県民局の折茂泉県民局長と県土整備部出身の木田仁東部県民局長のみ。このうち、折茂局県民局長は本庁への栄転が見込まれるため、ポストとしては4つ空くこととなるが、すでに県土整備部が東部県民局長ポストを確保しているため、あと1つということはなさそう。そのため、福田技監と古橋課長は留任の可能性が高い。

そうなると頭打ちとなり、古橋課長が動かなければ、その後任が有力視される建設企画課の倉嶋課長は留任せざるを得ない格好となる。ただ、新年度は大型補正予算の円滑な執行という難題があり、そのためには見事『はばたけ群馬・県土整備プラン』の見直しを取りまとめた倉嶋課長の手腕は必要不可欠で、今回における人事のキーパーソン・倉嶋課長の留任が断言できそう。

契約検査課長だが、館林土木事務所の島田所長を予想。ここは他部局の職員が所属するなど、一筋縄ではいかない課。ある程度の年齢かつ人望の厚い職員でなければ務まらない重要ポスト。本紙では島田所長の人柄、行政手腕がもっとも適任と判断。島田所長の後任には道路整備課道路企画室の岩下勝則室長が満を持して所長職に就きそうだ。岩下室長の後任は、これまで道路畑を歩んできた特定ダム対策課の植原稔生活再建対策主監、または道路整備課の大竹哲也技術次長を予想する。植原主監が動いた場合の後任には、河川課の須藤義弘技術次長あたりか。

また、建築住宅課の松根課長も退職者の1人。その後任には課内にある住宅政策室の佐藤室長が確実視。その佐藤室長の後任は教育委員会管理課の清水高建築主監、太田土木事務所の金井宏道次長(建築担当)が濃厚。ただ、松根課長の下に控える石山勇吉次長の抜擢もありそう。石山次長については、松根課長の前任で現在、群馬県建築士事務所協会の常務理事を務める山崎伸一氏が石山次長の手腕を高く評価。その当時、山崎氏が教育委員会管理課県立学校施設係の次長を務めていた石山氏を建築住宅課の次長へ迎えたいと当時の原沢良男管理課長(現在は、教育委員会総務課長)へ強い打診があったと耳にしたことがある。原沢課長も石山次長の行政手腕を高く買っていただけに泣く泣く手放したという噂もあったほど。

このほか、本庁の課長クラスを見渡すと、異動が濃厚なのは卒業まで残り丸2年となる下水環境課の前橋康裕課長。部参事付きで高崎土木事務所長への栄転はどうか。

そうなると、現在の髙畑武雄所長の異動先を考える必要があり、道路管理課長か太田土木事務所長を予想したい。道路管理課の依田哲太課長も課長職2年を迎える身。留任が濃厚だが、髙畑所長は道路管理課の前身である道路企画管理課の補佐経験を有するため、課長職の可能性もある。そうなれば、依田課長は太田土木事務所長へ異動することとなる。現在の太田土木事務所の桑原幸治所長は、前橋課長の後釜である下水環境課長に落ち着くこととなりそう。

このほかの本庁課長職はいずれも留任の可能性が高い。

一方、出先の事務所に目を向けると、青葉所長の退職に伴い桐生土木事務所の所長職が空席となる。その後任には所長職丸2年を迎える渋川土木事務所の山口修所長を予想する。その後任には県土整備部の部付所長で群馬県建設技術センターの砂長博事務局長はどうか。砂長事務局長の後任には前橋土木事務所の松島伸明副所長を予想し、その後任には次長職丸2年を迎える契約検査課の舘野温良次長を充てたい。

このほか、前橋土木事務所長、伊勢崎土木事務所長、藤岡土木事務所長、富岡土木事務所長、安中土木事務所長、中之条土木事務所長、沼田土木事務所長、八ッ場ダム水源地域対策事務所長、下水道総合事務所長は留任とみる。このうち、中之条土木事務所の小此木哲雄所長と八ッ場ダム水源地域対策事務所の上原幸彦所長については所長職丸2年を迎え、両所長とも本庁の課長職に就任してもおかしくない方々。しかし、八ッ場ダムと上信自動車道の重要性を勘案すると留任せざるを得ないと考える。

所属長である副所長のうち、高崎土木事務所の野積副所長、太田土木事務所の山田副所長が退職予定。副所長のポストは2年続けた留任がほとんどないため異動が濃厚。高崎土木事務所の副所長には、在職残り1年となる八ッ場ダム水源地域対策事務所の佐藤勉副所長が横滑りし、佐藤副所長の後任には建設企画課の小林功技術次長あたりか。太田土木事務所の副所長には下水道総合事務所の太田稔副所長、太田副所長の後任には下水環境課の海老沼行雄次長を予想したい。

なお、県土整備部の筆頭課である監理課技術次長の動向も例年予想してきたが、清水昭芳次長が就任1年のため留任が濃厚だ。

本年も筆者なりの予想を書いてみたが、日ごろからの取材活動を経た憶測を出ない内容であるため、他意のないことをご理解いただきたい。

それとともに近藤課長、松根課長、青葉所長ら退職される皆さま方には取材を通じ大変お世話になり、改めて感謝と敬意を表したい。退職後のさらなる活躍を祈念申し上げる。


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