国土交通省高崎河川国道事務所は、昨年12月22日に開通した国道17号上武道路L約4・7㎞区間の開通1カ月後の交通状況を発表した。開通区間の交通量は1日あたり約1万700~1万4300台で、並行して走る周辺道路の交通量・渋滞ともに減少しており、早速表立った整備効果が現れている。
開通したのは前橋市上泉町の主要地方道前橋大間々桐生線から上細井町の同前橋赤城線間。並行する国道17号現道は1日あたり2400台(約7%)、主要地方道前橋西久保線は4500台(約27%)、一般県道四ツ塚原之郷前橋線は1500台(約17%)、3路線を合わせると8400台(約14%)減少した。
前橋西久保線の上泉町交差点(伊勢崎方面行き)の夕方の通勤時間帯に発生していた最大170mの渋滞も解消。四ツ塚原之郷前橋線の小坂子町交差点(大胡方面行き)の通勤時間帯に発生していた最大190mの渋滞もほぼ解消した。