狭山市は8日、堀兼学校給食センター更新事業について、総合評価方式の一般競争入札を告示した。事業方式はPFI手法のBTO。事業期間は事業契約締結日~2030年3月31日を設定している。予定価格は43億7524万7000円(税抜き)。開札予定は10月上旬。入札説明会は、15日午前10時から稲荷山環境センター(稲荷山1-12-1)で行う。
事業の対象範囲は▽設計業務▽建設・工事監理業務▽厨房機器・食器などの調達および設置業務▽維持管理業務▽運営業務――。建設地は加佐志字吉原499-1の3898・78㎡で、供給能力は1日あたり3800食としている。
主なスケジュールは7月25~31日に入札書類受付、10月上旬に落札者決定、公表。11月中旬に仮契約を締結し、12月議会での議決を目指す。運用開始日は15年9月1日としている。
入札参加者の資格要件は、複数の企業で構成するグループ。グループは代表企業を定め、代表以外は構成企業。代表企業・構成企業が業務にあたらない場合、当該業務を実施させる企業を協力企業として参加表明書に明記。各事業実施者について、建設業務を建築A級とするほか格付は求めていないが、13・14年度の入札参加資格者名簿登載者。また、過去実績を有していることなどの条件を求めている。
アドバイザリー業務は建設技術研究所関東事務所(さいたま市、電話048-835-3501)と契約。同社とシリウス総合法律事務所、学校文化施設研究所と資本面、人事面で関連がある者は入札参加者、協力企業にはなれない。