児童自立支援施設「新潟学園」改築整備事業をPFI方式で行う新潟県は、12日より総合評価一般競争入札の手続きを開始した。今月22日に説明会を開催するとともに入札参加審査を6月13日まで受け付ける。入札提案書類の受付・開札日は8月2日で、9月中旬に落札者を決定する見通しだ。予定価格には17億7024万2000円(税込み)を設定している。
入札参加者は▽設計▽建設▽工事監理▽維持管理▽運営-の業務に当たる者を含むグループで構成。事業方式はBTO方式。事業期間は2031年3月末日まで。うち設計・建設期間が14年1月~16年3月末まで(開所準備期間含む)、維持管理・運営期間が16年4月~31年3月末まで。参加資格審査通過者は対話の実施を経て入札提案書類を提出する。審査は新潟大学大学院実務法学研究科の田中幸弘教授を委員長とする選定委員会が行う。
所在地は、新潟市西区五十嵐3の町9952番地で、現在の学園敷地内で改築する。新施設は▽本館棟1366・13㎡程度▽寮舎・調理棟1143・49㎡程度▽プール434・18㎡程度。
PFI導入可能性調査およびPFIアドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツが担当。