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茨城県コンクリート圧送事業協同組合

中山理事長が留任/料金改定PRへ

2013/05/15 日本工業経済新聞(茨城版)

 県コンクリート圧送事業協同組合(中山敬之助理事長)の第36回通常総会が13日、組合事務局の会議室で開かれ、予算案や役員改選案など5議案を可決。役員改選では中山理事長の留任を決定した。また圧送料金の改定を関係機関へPRしていくことなどを確認した。

 中山理事長は冒頭、ポンプ車の老朽化、作業員の高齢化、社会保険の未加入、燃料高騰、部品高騰など、山積する課題に触れた。なかでもポンプ車の老朽化について「老朽化した車では事故の問題もはらんでいる。だが新車も価格が高騰しており設備投資が難しくなっている」と説明。

 その上で、「われわれが圧送業を続けていくため、圧送料金の改定を発注者や設計事務所、建設会社へPRしていきたい。皆さまの理解と協力をお願いしたい」と決意を語った。

 その後の議事では、前年度の事業報告や収支決算、本年度の事業計画案、収支予算案、役員改選案の計5議案を審議し、原案どおり可決。そのうち役員改選案では、中山理事長らの留任のほか、松本茂利夫氏(㈲松本商会)の新任を決めた。

 重点施策、新役員は次のとおり(敬称略)。

 ◆取引の適正化に関する事業の促進

 ◆有資格者の育成と評価・活用の推進

 ◆労働災害防止対策の強化および環境問題への対応

 ◆組織の充実・拡大

 【新役員】

 ◆理事長=中山敬之助(つくばコンクリート工事㈱)留任

 ◆副理事長=佐野敏明(㈲鹿島伊藤博組)留任

 ◆専務理事=黒田敦夫(つくばコンクリート工事㈱)留任

 ◆理事=佐藤巌(小野瀬工業㈱)留任、大谷弘(大谷建材㈱)留任、廣木高雄(広木組)留任、阿久津茂敏(㈱阿久津工務店)留任、松本茂利夫(㈲松本商会)新任

 ◆監事=平田茂夫(㈱常総)留任、中嶋嘉胤(㈲イング)留任

 ◆顧問=小野瀬直之(小野瀬工業㈱)留任

 ◆事務局=岡田喜美子(つくばコンクリート工事㈱)留任


【写真=全景】

総会では、取引の適正化などの事業計画を決定した014878.jpg

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