記事

事業者
神奈川県平塚市

平塚市の相模小学校移転で基本計画委託

2013/08/20 日本工業経済新聞(神奈川版)

 平塚市教育委員会は、簡易公募型プロポーザル方式を用い選定を進めてきた相模小学校(田村6-9-1)の移転に伴う基本計画策定業務について、7月に特定した㈱石本建築設計事務所横浜事務所と契約を交わしたと発表した。契約日は14日付け。

 相模小学校は、昭和51年に移転した旧神田中学校の校舎敷地を利用し、神田小学校に隣接するかたちで開校したもので、土地区画整理事業によるまちづくり計画が立てられている現在地の北側に位置する大神地区に土地を確保し、建設する。

 移転計画の具体化は、近年、大神地区内で土地区画整理事業の計画が進み、小学校を取り巻く環境が大きく変化することが予想されることから、課題である隣接状態の解消とともに、まちづくりが進められていくことによる児童の増加に対応するため、現在田村地区にある同小学校を大神地区へ移転することとなった。

 市の計画によると、新しい小学校は、区画整理事業地内に現小学校と同等の15、000平方㍍の敷地に現在と同規模の延べ面積6、022平方㍍程度で整備する。28年度の着工を目指している。

 同市教育委員会では、5月に基本計画業務委託の手続きを開始。市関係者で組織する選定委員会で石本建築設計事務所を特定した。

 今後は、26年3月14日までに、相模小学校における、学校施設構成及び規模等現状把握資料の作成、現敷地条件及び周辺環境の資料の作成をはじめ、移転予定敷地条件、周辺環境、景観及び土地区画整理事業との関係について検討資料の作成、。施設規模、施設数、所要室構成、必要な設備や機能および構造を検討したうえ、新小学校の基本構成(案)、校舎、屋内運動場及び校庭の配置を示していく。






紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら