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県交通安全施設協が新発田市へカラー舗装贈呈

2013/09/19 新潟建設新聞

 新発田市役所で17日、新潟県交通安全施設業協会(小林延男会長)が施工を寄贈した新発田市立御免町小学校通学路カラー標示工事の目録贈呈式が行われ、小林会長が下妻勇新発田副市長に目録を手渡した。

 歓談では、敬老の日の話題のなかで小林会長が「われわれは『こどもを守ろうプロジェクト』という名前で(施工寄贈)させてもらっているが、交通事故という点から見れば、お年寄りも自宅近くで事故に遭われる方が非常に多いと聞いている。子どもを守るだけでなく、通学路における高齢者のためにも事業を続けていきたい」と、さらなる通学路緊急対策への意欲を語った。

 下妻副市長は、「市街地が形成された中で歩道整備を市単独で行うのは難しい。こうしたちょっとした工夫で安心・安全が確保できることは非常によい考え」と応じた。

 今回の施工寄贈は、公益活動『子どもを守ろうプロジェクト』の一環として、2010年から実施されており、新発田市は、新潟市、長岡市、上越市に続いて4回目。

 御免町小学校通学路の工事はことし7月17日に実施し、みどりの線(ロードスキッド)W45cm、L170m、同(ロードスキッド)W30cm、W174m、外側線W15cm、L344mが設置された。

 なお、来月17日には、『子どもを守ろうプロジェクト』の第5回全国交流会が新潟県新発田市で開催されることが決まっており、各都道府県協会、各県団体が参加し、通学路の安全対策について、活動報告や提案などで交流する予定だ。

【写真=小林会長(左)と下妻副市長(右)】

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