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横浜市が京急金沢八景駅周辺整備に一部着手

2013/11/13 日本工業経済新聞(神奈川版)

 横浜市では、京急金沢八景駅周辺整備事業を進めているが、金沢シーサイドラインの延伸事業、金沢八景駅東西自由通路及び金沢八景西公園(仮称)に本年度より一部着手することになる。

▽金沢シーサイドライン延伸=現在の暫定駅(写真)から京急金沢八景駅までの現在駅の改修150㍍を含む延長300㍍、幅員7~16㍍を整備する。延伸区間は金沢八景新駅延長75㍍、鉄道部75㍍。改修区間は既設橋梁耐震補強、連絡通路撤去、既存駅(現駅)撤去。今年度は延伸部の橋梁工事(杭基礎・鋼製橋脚工、橋脚耐震補強工)を行う。

今後の予定は、土地区画整理事業と調整を図りながら、区画整理地内に設置される金沢八景新駅や国道16号に架かる延伸部の橋梁を整備していく。

▽金沢八景駅東西自由通路=シーサイドライン延伸事業にあわせて京急金沢八景駅の駅舎橋上化の検討を進めており、この乗換利便性の向上と京急八景駅の東西地域の連絡(現在は地下通路)を強化する目的で、歩道橋を整備する。有効幅員4.5㍍~10㍍、延長100㍍、エレベータ東西各1基、施工期間は26年度から28年度を予定。

▽金沢八景西公園(仮称)=認定歴史建造物に指定されている旧円通寺客殿を周辺の敷地とともに一体的に保存・活用し、駅周辺の環境を保全するために風致公園として整備。面積6000平方㍍、整備内容認定歴史建造物約140平方㍍、園庭、防災工事、施工期間26年度から28年度。

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