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茨城県森林組合連合会

県森連が宮の郷木材流通センター拡張で近く一般競争

2014/01/21 日本工業経済新聞(茨城版)

 県森林組合連合会(県森連)は、宮の郷工業団地内(常陸大宮市宮の郷)の「宮の郷木材流通センター」を拡張する。近く、土木工事をメーンとした一般競争入札(郵便入札)を公告する予定だ。既存地東側の敷地7000㎡を舗装して木材展示などを行いたい考え。

 宮の郷木材流通センター(常陸大宮市宮の郷2163-23)は、森林・林業・木材産業の活性化に向けた取り組みの一つとして、国や県などの支援を受けながら2010年に大宮共販所から移転。

 敷地2万3000㎡のうち、約1万6400㎡を舗装。たくさんの良質な原木を展示場へスムーズに移動できるよう、管理棟(W造平屋建て延べ324㎡)や作業棟兼倉庫(W造平屋建て延べ166㎡)、原木仕分装置(W造平屋建て延べ226㎡)などを敷地2万3000㎡の適所に配置した。本体工事を㈱岡部工務店(日立市多賀町)、外構を㈱秋山工務店(日立市大沼町)が担当。

 今回の拡張予定地は、既存地の東側に位置する敷地7000㎡。このうち6200~6300㎡を舗装して、木材展示スペースなどに活用する。

 なお前回と同様に、㈱柴建築設計事務所(水戸市泉町)が設計を担当している。


【図=宮の郷木材流通センター拡張予定地】

宮の郷木材流通センター拡張予定地016662.jpg

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