記事

事業者
茨城県古河市

古河市が駅西口に複合施設を整備へ

2014/01/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 古河市企画課は、JR古河駅西口の「まちなか再生市民広場」を解体し、新たに複合施設を建設する構想を打ち出した。20日の市議会全員協議会で発表されたもので、それによると最大床面積は約5560㎡で、「子育て支援機能」「図書館機能」「情報発信機能」を備えた市民サービスの拠点となるような施設を整備するとしている。新年度に市民委員会を立ち上げて協議しながら、基本構想・基本計画を策定していく見通し。

 計画地は本町4-1-1のJR古河駅西口隣接地。現在は「まちなか再生市民広場」として、アンテナショップの「花桃館」や広場、駐車場が整備されている。

 メーン施設である「花桃館」はS造平屋建て延べ床面積520㎡で、1992年に建てられた。市の特産品の販売やカフェの営業、自転車レンタルなどを行っているが、施設を解体し、この場所に駐車場(A約570㎡)を整備する予定。

 そして、現在広場と市道となっている所(A約1390㎡)に、図書館機能や子育て支援施設などを有する新しい複合施設(最大床面積約5560㎡)を建設するという。

 新年度早々にも市民委員会を設立し、その意見を踏まえて、基本構想と基本計画を一括で委託する見込みだ。


【①古河駅西口前複合施設整備計画図②建設予定地。奥の平屋建ての施設が「花桃館」】

古河駅西口前複合施設整備事業補正016724.jpg 整備予定地。奥に建つ平屋の施設が「花桃館」016725.JPG

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら