古河市企画課は、JR古河駅西口の「まちなか再生市民広場」を解体し、新たに複合施設を建設する構想を打ち出した。20日の市議会全員協議会で発表されたもので、それによると最大床面積は約5560㎡で、「子育て支援機能」「図書館機能」「情報発信機能」を備えた市民サービスの拠点となるような施設を整備するとしている。新年度に市民委員会を立ち上げて協議しながら、基本構想・基本計画を策定していく見通し。
計画地は本町4-1-1のJR古河駅西口隣接地。現在は「まちなか再生市民広場」として、アンテナショップの「花桃館」や広場、駐車場が整備されている。
メーン施設である「花桃館」はS造平屋建て延べ床面積520㎡で、1992年に建てられた。市の特産品の販売やカフェの営業、自転車レンタルなどを行っているが、施設を解体し、この場所に駐車場(A約570㎡)を整備する予定。
そして、現在広場と市道となっている所(A約1390㎡)に、図書館機能や子育て支援施設などを有する新しい複合施設(最大床面積約5560㎡)を建設するという。
新年度早々にも市民委員会を設立し、その意見を踏まえて、基本構想と基本計画を一括で委託する見込みだ。
【①古河駅西口前複合施設整備計画図②建設予定地。奥の平屋建ての施設が「花桃館」】