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神奈川県厚木市

厚木市南公民館を新築移転、勤労福祉C跡地に

2014/05/10 日本工業経済新聞(神奈川版)

 厚木市はこのほど、厚木南公民館新築移転に関する基本方針案をまとめ、明らかにした。老朽化、狭あい化を理由に、勤労福祉会館跡地を活用し、再整備を進めるもので、市では市民からの意見を聞きながら施設内容などを検討していく考えだ。意見募集は30日まで受け付ける。

 厚木南公民館は旭町3丁目の敷地面積988・62平方mのなかにあり、RC造3階建て、延床面積1、044平方mの構造・規模。昭和54年の建設で市内の公民館では2番目に古い。敷地面積は最も狭あいで、駐車可能台数が6台と市では自家用車での来館者の対応も不十分な状況としている。

 市では、地域からの要望と庁内検討の結果、勤労福祉センター(旭町2丁目)跡地を活用し、再整備を進めることを決定した。

 計画では、跡地2、800平方mのうち1、800平方m(消防団併設)を使い建てる。

 スケジュールは、今年度、基本・実施設計を手掛ける一方、勤労福祉センター除却の設計を仕上げ、解体に取りかかる。27年度は設計作業を進める傍ら、基礎工事に着手。28年度以降の建築工事着工というスケジュールを描いている。


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