大桑村が2014年度から10年間の総合計画を策定した。基本構想では、前期5年間の基本計画では、新たな村営住宅建設や図書館、役場新庁舎の建設も検討することとしている。
基本構想では、計画的な森林整備の促進、遊休・荒廃地の活用、住宅用地や工業用利の確保などを掲げる。また公共施設の耐震化、治山・治水・砂防事業の促進、消防施設整備、上下水道老朽化・耐震化対応も行う。
前期5カ年の基本計画では、防災対策として役場庁舎や公民館などの防災拠点施設・避難施設の耐震化、防災無線設備更新、消防施設・設備の更新、防犯灯の設置・改修、区間線・ガードレール・カーブミラーなど交通安全施設の整備を挙げている。
また公共施設への太陽光発電施設の設置、木質バイオマスエネルギー利用促進などの再生可能エネルギー導入にも取り組む方針。
上下水道については、配水管・配水池の耐震化・更新、農業集落排水施設・公共下水道施設の計画的更新を進める。
道路は、村道の新設改良事業を促進。橋梁も長寿命化計画に基づいて改良を実施する。
村営住宅は計画的修繕を行うとともに、新たな住宅建設も検討する。新たな住宅地の造成に向け、住宅適地も検討する。
学校施設についても、老朽化への対応や安全性強化を実施。図書館整備も検討する。
このほか役場新庁舎建設に向けた取り組みも進めるとしている。