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神奈川県川崎市

川崎市が産学交流・研究施設計画を策定

2014/05/21 日本工業経済新聞(神奈川版)

 川崎市では、新川崎・創造のもり地区において、研究開発や産学交流を促進することを目的とした、新たな施設の整備を計画してきたが、このたび第3期第2段階事業産学交流・研究開発施設整備基本計画案をとりまとめ、この計画案に対する市民意見募集も行い、今回正式に整備基本計画として明らかにした。

 この新川崎・創造のもり地区は、第1期事業として慶大の先導的研究施設が12年7月に開設、第2期事業が、新産業創造センターとして15年1月開設、第3期事業第1段階は、ナノ・マイクロ産学共同研究施設として24年4月開設してきた。

 第3期第2段階地区は、第3期第1段階地区に隣接する敷地面積9,200平方mに延べ20,000平方mで、構造は鉄骨造及び鉄筋コンクリート造の建物を建設するもので、施設内容は、研究開発スペースやインキュベーションスペース、多目的ホールや会議室(産学連携・交流機能)、入居者の研究活動を支える飲食・物販スペース(アメニティ機能)となる。

 この施設の整備・運営についての事業手法は①定期借地権事業②PFI③従来手法を検討し、整備スケジュールは、定期借地権又はPFI事業で行うと事業者選定手続きを26年度当初から27年度前半に、設計・建設を27年度前半から28年度後半及び29年度前半を想定している。


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