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茨城県阿見町

阿見町が来年度に阿見吉原近隣公園健康広場側を整備

2014/06/24 日本工業経済新聞(茨城版)

 阿見町道路公園整備課は、阿見吉原地区近隣公園の整備を本年度から2カ年で実施する。本年度は、敷地中央から南側にかけて多目的広場や水辺広場の整備を進め、来年度に北側の健康広場を整備する。健康広場側の事業費は7920万円。

 

  町と県は、阿見吉原土地区画整理事業地内へ公園緑地を整備することで、潤いのある緑豊かなまちづくりを推進しており、県施工で緑地6カ所、街区公園9カ所、町施工で近隣公園を整備する。

 近隣公園は、阿見プレミアムアウトレットから見て、竜ケ崎阿見線バイパスを挟んだ北側に計画。全体面積2万4700㎡、全体事業費3億8920万円。内部には多目的広場や見晴らし広場、水辺の広場、健康広場、複合遊具、駐車場などを(45台分)などを配置。全体を2期に分け、敷地中央・南側を1期として本年度に、2期の北側を来年度に整備する。設計は東京ランドスケープ研究所(東京都新宿区)が担当した。

 1期は敷地面積1万9900㎡を1工区(1万1000㎡)と2工区(8900㎡)に分け、5月21日に入札を執行。水辺の広場や見晴らしの広場を有する敷地南側の1工区工事を樋口土木㈱が1億347万円(税抜き)で、多目的広場や複合遊具、駐車場などを配する中央部の2工区工事を松尾建設㈱が1億5150万円(税抜き)で落札した。

 いずれの工事も、議決案件として現在開会中の町議会に上程されており、議会の承認を受けて着工する。工期は15年3月31日まで。年末ごろに植える植栽関係の根付きを見ながら、健康広場側の2期分に先駆け、来年度当初にも供用を開始したい考え。

 敷地北側、健康広場を配する2工区は、敷地面積4800㎡で、内部には散策路や健康遊具、ベンチなどを配する。事業費は7920万円を見込み、来年度の工事を予定している。


(仮)吉原近隣公園全体鳥瞰図017446.jpg

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