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山梨市の万力大橋補強工は渇水期前に工事発注

2014/07/01 山梨建設新聞

 山梨市は、今年度取り組む橋梁長寿命化および耐震化事業において、万力大橋の補強を実施する。渇水期を工期に据えるため、早ければ9月にも入札を行い、施工準備に入る方針だ。

 万力大橋は1976年(昭和51年)に完成した延長134m、幅員12・8mの3径間コンクリート床板橋。補強は、橋脚部分の巻き立て工や根固めブロック設置、支承部の補強が予定されているほか、橋台については支承部の取り替えを行う計画。

 期間は渇水期となる11月から翌年5月を想定しており、今年度着手の1期と来年度からの2期に分け発注する構え。1期は西側の橋脚で巻き立て工と根固めを、東側橋脚で支承部補強を実施。2期工事では作業内容を入れ替え施工する見込み。

 耐震化においては補正予算で工事費8400万円を対応しており、工事発注計画によると一般競争入札を適用。同事業では、新思川橋(昭和39年完成)と赤岩橋(昭和48年完成)の設計費用として2200万円、1250万円も予算化されている。

【写真:西側から見た万力大橋】


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