北陸地整新潟国道事務所と同事務所発注工事受注者らで構成する『新潟国道事務所工事安全対策協議会』(会長=近藤淳新潟国道事務所長)は24日、新潟市内で建設労働災害防止大会を開いた。
会場となった新潟ユニゾンプラザには、およそ200人が参加し、受発注者一丸となって労働災害防止への決意を新たにした。
同事務所管内では、本年度8月末までに3件の工事事故が発生している。前年同期の4件から1件の減少。過去5年間を見ると2010年度の16件をピークに減少傾向にある。安全パトロールや各社独自の取組みの成果により、近年は発生状況が10件以下と大幅に減った。
近藤会長は「前年度補正と本年度予算で発注された工事の施工が最盛期を迎えている。本日を契機に、さらなる安全管理に努めていただきたい」と要請した。
当日の大会では、同事務所管内より安全管理優良事業者として表彰された本間道路と佐藤鉄工の安全対策事例の報告が行われたほか、安全重点目標の採択を行い、参加者全員で安全宣言を唱和し、安全への意識の高揚を図った。
【写真=参加者約200人が決意を新たにした】