新潟県は県内建設企業の担い手確保のため、入職に向けた就職合同説明会を初めて開く。2会場での開催となり、長岡会場は11月29日(土)午後1時から、ハイブ長岡「特別会議室」にて、新潟会場は12月1日(月)午後1時から、朱鷺メッセ3階「中会議室301・302」で行う。
県が新潟県建設業協会に委託して行うもので、同協会の会員企業が各会場30社程度参加する予定。具体的な参加企業名は11月12日に同協会ホームページで公表する。
各企業によるブースでの説明のほか、「建設業の今・これから」をテーマに建設業界を紹介する。
建設業への就職、転職を考えている人や、2015年3月卒業予定の大学生、短大生、専門学校生、高校生などが参加対象で、来場に際し申込や予約等は必要ない。
特に施工管理や設計・積算などを行う技術者、とび、型枠工などの技能職、重機オペレーター、事務・営業などを希望する人を歓迎している。
現在の県内建設関連職種の有効求人倍率は3・77倍(9月現在)。5日の会見で泉田裕彦知事は「現場での人手不足感が広がっている。建設業は人の暮らしに多く関わっている、やりがいのある仕事で未来永劫なくなることがない職業。地域貢献をしたいという方は、ぜひ入職を」と呼びかけた。