建設業退職金共済事業本部(建退共)は、建退共制度(=W)の実態調査を実施する。調査は、制度の認知度をメーンに行うもので、結果は今後の周知・加入促進対策に生かしていく。
調査は、元請企業、専門工事業者、公共発注者、現場事業場、労働者それぞれを対象に実施する。新年度の9月か10月ごろに行い、年度末までに結果を取りまとめる。同調査は、1999年度以降、おおむね5年ごとに実施している。
建退共では、新年度に新たに10万9000人の被共済者の加入を目標にしている。
W=建設業退職金共済制度
建設業事業主が、勤労者退職金共済機構と契約し共済者となり、現場で働く労働者が被共済者となり、建設業界で働くことを辞めた時に機構から直接退職金が支払われる制度。