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新潟県妙高市

新会社が18億で落札/旧アライリゾート公売

2015/06/18 新潟建設新聞

 妙高市は旧アライリゾート差押財産の公売を6月10日に実施し、㈱ホテルアンドリゾート上越妙高(石原紀彦代表取締役、東京都港区赤坂1丁目14-15、)が見積価格に設定した8億8404万8000円を大きく上回る18億円で落札した。

 入札には3者が参加している。

 落札した㈱ホテルアンドリゾート上越妙高は、今年5月1日に資本金5万円で設立。事業目的はスキー場経営、索道事業の経営、ホテルレストランの経営など。

 旧アライリゾートは妙高市窪松原(大毛無山)の約200万㎡の敷地に、ホテル施設などが点在、ピーク時には20万人を超えるスキーやリゾート客を集めて賑わったが2006年に閉鎖している。

 主要な施設は1993年に建設され、1999~2001年にかけて増設などを行い現在の規模となった。直近の2~3年は維持管理されていない。

 現在、関係者から異議申し立てが行われており、権利関係が整理されたのち、正式に決定となる。

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