メタウォーター㈱(本社:東京都千代田区 社長・木田友康氏)が今年2月より試運転を行ってきた、オランダ「ヴィアデン浄水場 砂ろ過逆洗排水処理設備」において、このほど通水セレモニーが開催された。オランダ最大の水道公社VitensやEU委員会、メタウォーターの協業パートナー企業のRood Wit Blauw Holding B.V社(RWB社:オランダ)など多数の関係者が出席した。
メタウォーターがEUからの補助金を活用した官民連携の開発プロジェクトで、砂ろ過で発生した逆洗排水(ろ過砂洗浄排水)をセラミック膜でろ過し、再び浄水工程に戻すことで、水資源を有効活用している。同社は「今回を機に、Vitensとともにセラミック膜の新たな用途として、オランダをはじめヨーロッパ各国へ積極的に提案していきたい」と抱負を述べた。