県技術管理室は、設計積算における数量算出要領の改定を考えている。現在は国土交通省の「平成24年度版土木工事数量算出要領(案)」に基づいているが、10月1日以降の発注工事からは「平成27年度土木工事数量算出要領(案)」の適用を予定。同要領最新版の10月版になる見通し。同要領適用にあたっては、県独自の設計表示数位や土量の算出区分を廃止、すべて国の基準に準拠して運用する方針。
平成24年度版要領の設計成果を用いて積算する場合は、設計表示数位のみを27年度版要領に見直すこととし、その他は24年度版要領を採用する。
設計業務の委託成果への適用は、通知日以降に契約する業務に適用。通知日以前契約で完了前の業務については、受発注者の協議で適用の有無を定める。