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埼玉県坂戸市

坂戸市は18小中校舎対象に状況調査を行う

2015/10/28 埼玉建設新聞

 坂戸市は小中学校18校の校舎を対象に建物状況を調査し、老朽化対策の優先度を決めるなど今後の対応方針を固める。平安設計埼玉支店(坂戸市、049-283-8451)が2016年2月25日納期で作業を進めており、報告を受けて市側で検討する。調査段階で緊急的に対応が必要となった場合、16年度にも補修設計などに取り組む見込み。

 これまでに耐震補強は完了しており、個別対応で屋上防水やトイレ改修なども順次行っている。だが、老朽化の進展に伴い今後、補修などの需要の増加が見込まれることから、全体的な調査を行い状況を把握した上で、計画的な対応を図る考え。また、対象が校舎となっているが、体育館などの施設について調査、方針策定を実施するかは未定だという。

 調査対象校は▽坂戸小▽三芳野小▽勝呂小▽入西小▽大家小▽浅羽野小▽千代田小▽片柳小▽南小▽上谷小▽坂戸中▽住吉中▽若宮中▽千代田中▽浅羽野中▽桜中――の16校と、北坂戸小と統合し、16年4月に桜小として開校予定の泉小、城山小を城山中の敷地内に移転し、15年4月に開校した小中一貫教育校の城山学園の2校。

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