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新潟県新潟市

23年頃の供用目指し新潟駅万代広場が事業認可

2015/12/17 新潟建設新聞

 新潟駅万代口広場整備事業が15日、都市計画法に基づき県知事の認可を受けた。2023年度ごろの供用開始を目指し、市では今後、現地調査などに入る。工事着手など具体的なスケジュールは現在のところ未定だが、連続立体交差事業による高架化の全面開業に合わせて整備を進め、高架全面開業を予定する20年度の2~3年後の供用を想定する。

 同日に事業認可されたのは3・1・500号新潟停車場線(新潟駅万代広場)および新潟駅舎に設置される1号万代広場上空東西連絡通路とバス乗降場となる1号新潟駅高架下交通広場。

 万代広場の事業面積は約1万8500㎡。交通広場は約4000㎡で、事業期間は25年3月31日までとなる。交通広場は22年度の供用開始を目指している。

 新潟駅前広場整備事業は、基幹公共交通軸の形成や広場内へのバス・タクシー・一般車両の混入解消、賑わいの絶えない空間の創出に向けて、09年度に南口広場(約1万4000㎡)が供用を開始。万代広場については、昨年度までに市民ワークショップを開催しており、市民意見を反映しながら整備を進める方針。

 新潟駅駅舎・駅前広場については、02年に行われたコンペで、堀越英嗣氏のグループが特定されている。同グループは▽㈱アーキテクトファイブ(建築)▽パシフィックコンサルタンツ㈱(土木)▽㈱アプル総合設計事務所(都市計画)▽鳳コンサルタント㈱(ランドスケープ)―で構成する。

【写真=新潟駅万代口】

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