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両津港と小木港の港湾計画を一部変更

2016/01/26 新潟建設新聞

 新潟県地方港湾審議会が21日に開かれ、佐渡市の両津港と小木港の港湾計画の一部変更を原案通り了承した。新たな耐震強化岸壁や防波堤の整備、クルーズ船誘致に岸壁の切り下げなどを盛り込んだ。特に耐震強化岸壁は島内には両津港の1バースのみとなっているため、既存岸壁2バースを改修する。県交通政策局では、早急に小木港で1バースを整備するため新年度予算に調査設計費を要求している。今回の変更に伴い概算事業費には両津港で29億円、小木港12億円を試算する。

 佐渡島内の2港では、▽大規模地震に備えた防災強化▽港湾内の静穏度向上▽大型クルーズ船誘致など賑わいの創出―が課題とされる。

 港湾計画の一部変更として両津港では、既存のフェリー岸壁(南ふ頭4号岸壁)を耐震強化岸壁に改修、港内の静穏度確保に北防波堤をL80m延伸する。賑わい空間の創出には、両津港の夷地区の土地利用計画を変更し、ふ頭用地を緑地(1・3ha)や臨港道路とする。また港湾計画には入らないが、クルーズ船寄航時の上陸用小型船に対応するため一部岸壁、係留施設の切り下げを計画する。

 小木港では、既存フェリー岸壁(北ふ頭2号岸壁)1バースを耐震強化岸壁に改修し、大型クルーズに対応した防舷材、係留柱を整備する。

 賑わいの創出には、南地区小型船たまりで防波堤(除波)L100mを新設し、ふ頭用地を、緑地および臨港交通施設に変更する。

 また、北ふ頭で既設期計画の中で埋め立ておよび岸壁の整備を計画していた未整備箇所については、利用形態の見直しが必要な区域とし、次回の計画変更時に利用計画を決める。

 両港の港湾計画の変更は、3月に開かれる国の交通政策審議会での審議を経て、決定告示される。

【写真=計画案を了承】

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