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スノーピークが中部産業団地に進出

2016/01/29 新潟建設新聞

 ㈱スノーピーク(山井太代表取締役)は、見附市の県営中部産業団地で物流センターを建設する。設計・施工一括での発注へ向けスーパーゼネコン3社によるコンペを開催し、来週中にも審査会を実施。受注者の決定は再来週となる。県営中部産業団地へ進出にあたり27日には、新潟県と進出協定および売買契約を締結した。

 県営中部産業団地の約1・5haと隣接地約3000㎡を取得し、物流センターの新築と三条市にある工場の移転を計画する。新施設の規模は、平屋建て、建築面積約7300㎡、延べ床面積約8300㎡を見込み。年内の着工と完成を目指す。

 投資額は約10億円で、用地取得費がおよそ4億円、建設設備費に約6億円を試算する。三条市にある工場は、全面移転となり跡地は一部を売却するほか管理部門、開発部門として活用する。

 コンペ審査会を前に山井社長は「スノーピークらしい、物流センターだけでなくプラスαのある面白い提案を期待している」と話した。

 県庁で執り行われた協定書への調印式で、早福弘企業局長は「中部産業団地は、新潟の交通の要にあり、良い土地。これから益々の発展に少しでも貢献できるように支援したい」とし、久住時男見附市長は「新潟県の誇る産業のリーダーとして新たな飛躍の場所としていただきたい」と期待した。

 また同社は三条市の本社Headquartersでスパレストランの新設も計画しており、設計・施工一括発注へ向け3月までにコンペを開催する方針だ。

【写真=協定を締結】

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