秩父市は、旧大滝中学校(大滝4038)の校舎棟に大滝総合支所などの公共施設機能を移転集約させるため、施設改修実施設計を6月ごろに委託する。2016年度当初予算案には委託費2336万3000円を計上、工事発注は17年度に行う見通し。
旧大滝中学校の校舎棟は、RC造3階建て、延べ床面積2561㎡。機能移転の対象施設は、大滝総合支所と大滝公民館の2施設。
導入するのは、支所部分が市民福祉課、地域振興課、保健センターなどの事務室、会議室。公民館部分は事務室、ホール、会議室、集会室、図書室、和室、実習室などを予定。
そのほか、大滝老人福祉センターと大滝国保診療所の機能移転については、16年度も検討を継続する考え。
基本構想は、丸岡設計(秩父市、電話0494-22-5454)がまとめている。