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長岡市にデータセンターを計画。来月にも施工者選定

2016/04/09 新潟建設新聞

 ㈱メディックス(水野昌広代表取締役、東京都千代田区霞ケ関)は、長岡市で計画しているエネルギー循環型データセンターについて、来月にも施工者を選定する。選定方式は、同種施設建設の実績を持つ事業者によるコンペとしている。

 施設は免震構造を採用し、2階か3階を検討。床耐荷重は1㎡あたり3tを想定。建設場所はセキュリティー上の理由から非公表。

 工事は2期に分けて実施し、合計の延べ床面積は約2万2000㎡。1期工事は管理棟とサーバー棟、ラック500台、延べ床面積約1万㎡。2期工事はサーバー棟、ラック1500台、延べ床面積約1万2000㎡。投資金額は40~50億円。最大の特徴は、電気冷房を全く使用しないこと。サーバーを冷却するため、外気冷房と雪氷冷房を導入する。 

 来年4月に工事着手し、同年11月の完成を目指す。

 設計はNICI(東京都港区)が担当した。

 同市内に新会社データドック(宇佐美浩一代表取締役社長、東京都千代田区霞ケ関)を設置し、事業を進める。

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