㈱スノーピーク(山井太代表取締役社長、三条市中野原456)が見附市内の県営中部産業団地に建設する(仮称)スノーピークオペレーションセンターの新築は、清水建設が受注した。施設はS造2階建て、延べ床面積1万240・17㎡。2017年3月1日の稼動を予定する。
新施設は、物流や購買、製造等の社内サプライチェーンのみならず、営業管理部門やアフターサービス部門を含めたオペレーション全体を担い、大胆に効率化を推進する施設として運営する。急速な売り上げ拡大による商品物流の増大と、さらなる商品配送の迅速化に対応するため、物流ネットワークの拡充・効率化向上等を目的とした物流センター機能に加え、製品の製造・調達、受注配送、アフターサービスまでの各機能を集約させる。
昨年1月には県営中部産業団地(約1・5ha)の売買契約を新潟県と締結し、隣接地の3000㎡を取得しており、用地取得時の計画では、投資額は約10億円で、用地取得に約4億円、建設設備費に6億円を試算していた。
また三条市にある既存施設は、全面移転となり跡地は一部を売却するほか管理部門、開発部門として活用される見通し。
新築工事は、設計・施工一括で発注され、施工者の選定は3者程度によるコンペ方式で行われ、同者が当選した。