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イオンモール甲府昭和/増床計画を県が承認

2016/07/08 山梨建設新聞

 県は、イオンモール㈱によるイオンモール甲府昭和(昭和町)の増床計画について、増床規模を当初計画から縮小した見直し計画を容認するとした。同社が県に回答した内容によると、増床面積は約3万7000㎡、店舗面積は約1万7000㎡。増床後の開業時期は2017年秋としている。

 増床計画の見直しにより、同モールの延床面積は現在の7万1676㎡から約10万8676㎡に、店舗面積は2万8000㎡から約4万5600㎡となる。

 イオンモール甲府昭和の増床計画は、12年8月に立地計画書の届出が県に提出されたが、県では、周辺交通や中心市街地への影響、関係市などからの意見を考慮して計画の見直しを要請していた。

 本年6月28日に要請に対する回答があり、県では回答内容について、交通への影響緩和や関係商工団体からの理解、地域貢献など「県が対応を求めてきた課題に対して概ね理解できる内容が示された」(後藤斎知事)と判断し、県として増床はやむを得ないとした。

 今後は、大規模小売店舗立地法に基づいて同社が県に届出を行う。



【写真、図=イオンモール、増床計画】

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