船津保育園舎の移転先の用地購入にめどが付いたため富士河口湖町は、船津保育所建設工事(建築本体、電気および機械設備工を含む)の一般競争入札を近く公告する。工期は約18ヶ月を予定。9月定例町議会で承認後に着工し、2018年2月ごろの園舎完成を目指す。
敷地造成などの外構工事ついては、現在一般競争入札(事後審査型)での公告中で、28日に入開札を行う。
新設する園舎は、河口湖ショッピングセンターの北東約200から300m離れた場所(船津6760-1)の町道3207号と3236号沿いに、W造2階建て、延べ床面積2304㎡の規模で建設。
平屋屋建ての遊戯室棟を始め、テラス部分にプール、▽事務室と保育室、調理室各63㎡▽遊戯室258㎡▽ステージ32室▽会議室15㎡▽子育て支援室54㎡▽障害児室38㎡▽病後児保育室21㎡▽園庭1350㎡―を備える。そのほか床暖房や屋根に太陽光パネルを設置する。
外構工事では、敷地造成、側溝(L63m)、管渠(L150m)、アスファルト舗装(1480㎡)、砕石舗装(583㎡)、人工芝(862㎡)、縁石(L334m)、路側防護柵(L185m)、門扉4基、区画線(L290m)、植栽、構造物撤去などを行う。
このほか、既存の保育所(RC造2階建て2棟)は、新保育所の完成後に本館(旧棟)のみ解体し、東館(新棟)はそのまま活用する。
本年度の当初予算には、事業費3億8222万5000円を計上した。同費の内訳は、工事費に2億6954万円、設計監理費に601万2000円、用地購入費に1億667万3000円―。
なお設計業務は、馬場設計(甲府市)が担当した。
【写真=園舎の建設予定地】