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新潟県新発田地域広域事務組合

月内 再度発注へ 中央出張所と中井さくら園建築工事

2016/10/06 新潟建設新聞

新発田地域広域事務組合(管理者・二階堂馨新発田市長)などは、不調に終わり、積算や図面の修正、設備について設計見直しを進めていた「新発田消防署中央出張所解体及び建築工事」と「(仮称)中井さくら園」の建築工事などを月内にも再度発注する見通しだ。11月議会の承認を目指し、今後入札方式を決定し準備を進める。新発田消防署中央出張所はことし6月30日に指名競争入札を執行したが、参加者が全て予定価格を超過し不調に終わっていた。

新庁舎の規模はS造一部2階建て、延べ床面積438・39㎡、建築面積303・39㎡。既存庁舎はRC造2階建て、延べ床面積789㎡。

 本年度当初予算に改築工事費1億1530万円、解体工事費2367万円を計上した。設計はさくら設計が担当。

 下越障害福祉事務組合が発注する中井さくら園管理・居住棟建築工事もことし7月4日に公募型指名競争入札を8社で執行したが、全社が予定価格を超過、不調となった。この結果に伴い同日開札を予定していた▽電気▽給排水衛生▽空気調和―設備工事と活動棟建築工事等は入札中止となっていた。

 同事業は現在、五十公野5445地内にある「いじみの寮」、「いじみの学園」の老朽化が進んでいることから利便性の面から同小舟町2丁目地内に移転新築するもの。施設規模は居住棟RC造2階建て、延べ床面積2545・68㎡。管理棟S造2階建て、延べ床面積1719・70㎡。

 本年度当初予算で2017年度までの債務負担行為8億2112万2000円を設定。うち本体建設工事に8億700万円を盛り込んでいる。

設計は太陽設計が担当。

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