県建設業協会上小支部(宮下勝久支部長)は9月29日、人材育成の一環として、長野工業高等学校の生徒を対象に現場見学会を実施した。
現場は、竹工・図南JVが施工する、上田市立第三中学校改築事業屋内運動場、北校舎、昇降口棟建設工事。平成27年9月30日に着工した現場は、現在進捗率50%で来年3月31日に完成。総事業費は約18億9000万円。
見学会には同学校の1年生31人と2年生40人が参加。上田市の都市計画課が「建物が老朽化すると、地震や災害時に耐えられなくなるため建替えてます」と主な建築までの経緯を説明。
また、㈱竹工の室橋貞幸一級建築施工管理技士が建物の特徴や、創意工夫などを説明し「現場で働く人は皆命綱を着用してます。それはは死にたくないからです。私は死ぬとお酒が飲めなくなるから絶対離しません」などとユーモアな説明に生徒らは時折クスクス笑いながら聞き入っていた。
その後生徒と先生(4人)は、2班に分かれて工事現場を説明を聞きながら視察した。