建設業労働災害防止協会長野県支部佐久分会(依田幸光分会長)は2日、年末建設・建築現場公開パトロールを実施した。
同分会では出発に先立ち、11月5日管内において死亡事故が発生したことから、 亡くなった方や家族を偲んで黙祷を行い、依田分会長は「尊い生命が失われた。このような悲惨な事故が二度と発生しないようしてほしい。事故の要因に作業環境にもある。常に一人ひとりが安全意識の高揚を図ってほしい」と力を入れ呼びかけた。また、小諸労働基準監督署中川賢一署長も「先日軽井沢町で一人親方が足場からの転落事故が発生した。その親方は持病もあったようだ。安全衛生5ヵ年計画後期になるが、目標達成には厳しい」と啓発した。
パトロールには、県現地機関と市町の発注関係者ら29人が3班に分かれて、土木、建築工事現場を注意を呼びかけながら巡回した。